業務案内

危険物タンク清掃作業

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SWTが行う地下タンク清掃は、安全かつクオリティーの高い作業で評価を受けています。特に、大手企業様での実績が多く、安全対策に関しては高評価です。
タンク内の洗浄関しても、製品入替時のタンク内清掃作業が多く、都度ご用命を頂いています。

タンク内は、製品に含まれる水分によって結露が発生しタンク本体を錆びさせてしまいます。(写真上)最悪の場合タンク本体に穴が空いてしまい土壌汚染を発生してしまいます。又、電食に伴うタンクせん孔(写真下)も多発しています。


SWTでの大まかな作業手順をご紹介します。
条件として、危険物地下タンク・油種は第2石油類・マンホール開放可能型
製品の横持ち有り

◎危険物タンク清掃作業内容◎
1.各養生・残油の抜取作業(製品仮貯蔵時)
2.地下タンクプロテクター内の清掃
3.接続配管切り離し作業
  (フランジパッキンアスベスト含有対応)
4.地下タンクマンホール開放
  地下タンクマンホール洗浄後仮置
5.タンク内の残油抜取、水置き換え作業
6.タンク内を防爆型送風機で換気
7.タンク内酸素濃度確認
  (酸素濃度・硫化水素・一酸化炭素・可燃性ガス)
8.防護服
(タイベック制電防止・エアーライン又は有機ガスマスク装着)
9.タンク内に浸入しスラッジ荒取り回収
10.タンク内に油剥離分散剤塗布(石油系界面活性剤)
11.タンク内高圧洗浄作業(20Mps回転ノズル使用)
12.タンク内水切り作業及び乾燥
13.タンク内の状況確認(目視・板厚測定※オプション)
14.タンク内仕上げ乾拭き作業
15.タンクマンホール形状に合わせたパッキン製作
  (標準仕様CNR 5t)
16.タンクマンホール復旧作業
  (ノンアスフランジパッキン・ボルトナット新品)
17.配管等接続完了後、密閉確認自主加圧試験
  (オプションで定期検査も可能)
18.製品仮貯蔵からタンクに給油作業
19.汲み上げ確認(動作確認)
20.養生撤去・現場清掃

簡単に流れを書きましたが、この作業に必要な資格等は

危険物取扱者免状乙4類・酸素濃度硫化水素作業主任者・アスベスト作業主任者他、安全衛生教育、特別教育等が必要です。
SWTでは、必要な資格はすべて取得しています。

作業実績

タンク形状及び容量
地下タンク 最小容量500L~最大容量320kL
地上タンク 最小容量180L~最大容量7000kL
屋内タンク 最小容量200L~最大容量40kL
他 タンクローリーの槽洗浄、
船などの燃料タンク(ドック入り)

危険物油種
第一石油類 ガソリン・トルエン・MEK・ノルマルヘキサン・アセトン・他
アルコール類 IPA・メタノール・エタノール 他
第二石油類 灯油・軽油・キシレン・スチレン・アクリル酸 他
第三石油類 重油・グリセリン・エチレングリコール・クレオソート 他
第四石油類 潤滑油(ギヤー・タービン・作動油・エンジンオイル等) 他
動植物油類 植物油(サラダ油等)


 

2019年03月11日

危険物配管工事

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SWTでは、油設関係の配管工事も請け承っています。
主に、耐震配管施工(転造ネジ加工)がメインで技術に定評があります。
見た目では普通のネジ配管ですが、溶接と同等以上の強度があり弱点であったネジの部分から折れる事がなくなりました。
現在は、自家発電設備等の緊急燃料タンク等に施工が増えてきています。
いざという時に配管が折れてしまっては何の役にもたちませんのでSWTでも転造ネジによる施工を進めています。ただ、今までの様な通常の切削ネジのように融通が利かないのがデメリットでもあります。

弊社の配管ネジ施工は、転造・切削ネジ両方とも、しっかりとネジゲージで調整されたねじ切りヘッドを使用していますので品質にバラツキがありません。


SWT施工可能範囲
転造ネジ 20A~50Aまで施工可能 
切削ネジ 10A~80Aまで施工可能

転造ネジの詳細は技術情報にて公開しています


2019年03月11日

ピット汚泥清掃作業

大型機械下のメンテナンス地下ピットの清掃業務を主に行っています。


上記の写真は、暗くてわかりにくいですが鉄を熱してプレスで型打ちする際に発生する灰が地下ピットに堆積している様子です。油圧の油が漏れ出してしまって確認するのに清掃致しました。
SWTでは、地下タンク清掃のノウハウでこのような場所でも清掃作業を行っています。

 

2019年03月11日